【サッカーコーチの教科書】指導する人におすすめの本５選

チームでどのようにボールを奪うかが整理できる１冊です。

• いつ、
• 誰が（オフ・ザ・ボールの選手も含めて）、
• 何のためにプレーするのか

が整理できます。

また、そのプレーを実行するかどうかは何をもとに判断したらよいかという点についても理解することができす。

守備は個人の頑張りでしか指導できなかった自分が、すべての選手に役割を示しながら指導できるようになりました。

日本人に教えたい戦術的ピリオダイゼーション入門

特に２つ目が重要です。

選手に指導をすると、

「俺は嫌われてるから怒られるんだ」といった的外れな声が聞こえてきたり、

「自分は〇〇だと思ってプレーしました」とテキトーな言い訳をされたりします。

ゲームモデルがあると、こういう選手に適切に対応することができます。

「あなたはそう判断したかもしれないけれど、このチームのプレーモデルでは、〇〇だから、今のプレーやらないでください」

と言えるようになります。

指導者の一時的な感情や思いつきではなく、根拠をもって指導していることを示すことができます。

岡田メソッド

本書を読めば、

「チームとしてこういう動きをしたいなら、

グループではこういう動きが必要で、

それをするためには個人ではこういうプレーができないといけない」

という形でサッカーが整理されます。

チーム戦術、グループ戦術、個人戦術が１本の線になります。

サッカーが整理されることで得られるメリットは次のです。

１．見通しを持って練習ができるようになった。

先ほどのピリオダイゼーション理論と合わせて、

１週間の中のいつチームの練習をすべきで、

そのためにはいつどんな個人戦術のトレーニングをしなければいけないか

がわかるようになりました。

１回の練習の中でも同様の効果があります。

練習の最後にこういうゲームをするために、どんな練習が必要かを判断できるようになりました。

２．チーム、選手のプレーでうまくいかない原因が説明できるようになった。

「プレーがうまくいっていないのは、〇〇の原則ができていないからだ」

「△△の原則を無視したからミスが起こった」

このようにプレーがうまくいかない原因を判断できるようになりました。

うまくいかない原因がわかるので、どんなトレーニングが必要かも判断できるようになりました。

まとめ

サッカーを理論的に指導できるようになる本をご紹介しました。

これらの本を読めば、次のメリットがあります。